らくらく介護のお手伝い｜第1回：食事編 「ムリなく楽しく！食事のサポートポイント」
食事は毎日の楽しみのひとつであり、身体の栄養補給だけでなく、生活の中の大切な時間です。家族との会話やお気に入りのメニューを楽しむひとときは、心の健康にもつながります。
しかし、高齢者や要介護者にとっては、咀嚼（そしゃく）や嚥下（えんげ）が難しくなることがあり、思うように食事を楽しめないケースも少なくありません。
また、握力の低下や姿勢の変化、身体のこわばりなどにより、スプーンや箸を持ちづらくなったり、座って食べることが苦痛になることもあります。
しかし、高齢者や要介護者にとっては、咀嚼（そしゃく）や嚥下（えんげ）が難しくなることがあり、思うように食事を楽しめないケースも少なくありません。
また、握力の低下や姿勢の変化、身体のこわばりなどにより、スプーンや箸を持ちづらくなったり、座って食べることが苦痛になることもあります。
サポートのポイント
誤嚥を防ぐために、
食事前後の姿勢を整える
持ちやすいカトラリーや
介護用食器を活用
トロミをつけた飲み物や
やわらかい食事を用意
オススメの介護用品
介護用食器・自助具
曲がるスプーンやフォーク、持ちやすいグリップ付きの箸やスプーン。すくいやすく設計されているお椀やお皿など、
介護用に工夫がされていて一般食器・カトラリーのご利用が難しい方におすすめです。
食事用エプロン
衣服の汚れなどを気にせず、自分自身で食事をとる事を楽しめます。
衛生的な使い捨てタイプや、お洒落なデザインや柄、滑り止め機能付きなど洗濯して繰り返し使うタイプなど様々あります。
リクライニング機能付き椅子（リフトチェア）
リフト機能により、最適な高さと角度で食事をする事ができるようになります。
正しい姿勢を保つことは誤嚥のリスクを減らし、快適に食事ができることで食事そのものの楽しみが増え、意欲向上につながります。
レトルト介護食
必要な栄養素がバランス良く配合されているものが多く、栄養管理がしやすいです。
主食、おかず、デザートなど、様々な種類があり、飽きずに食事を楽しめます。
介護する家族の調理負担を減らして、時間や精神的な余裕を持つことができます。
とろみ剤
嚥下機能が低下している方や誤嚥のリスクが高い方が、安全に食事や水分を摂取するために使用をおすすめします。
とろみ剤を使用し、食べ物や飲み物を適切なまとまりやすさに調整することで、舌や喉の動きがスムーズになり、安全に飲み込めるようになります。
介護は、初めて向き合うときに戸惑いや不安がつきものです。
でも「どんな道具があるのか」「どうすれば負担が軽くなるのか」を少しずつ知っていくだけで、気持ちがふっと楽になることもあります。
私たちは、そんなご家族の「わからない」「困った」に寄り添いながら、毎日の介護が少しでも「らく」になるお手伝いをしていきたいと思っています。
この-らくらく介護のお手伝いシリーズ-を通じて、介護をする方・受ける方双方が無理なく快適に過ごせるようなヒントをお届けします。
次回も、どうぞお楽しみに。
でも「どんな道具があるのか」「どうすれば負担が軽くなるのか」を少しずつ知っていくだけで、気持ちがふっと楽になることもあります。
私たちは、そんなご家族の「わからない」「困った」に寄り添いながら、毎日の介護が少しでも「らく」になるお手伝いをしていきたいと思っています。
この-らくらく介護のお手伝いシリーズ-を通じて、介護をする方・受ける方双方が無理なく快適に過ごせるようなヒントをお届けします。
次回も、どうぞお楽しみに。